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2015.07.06

排水処理のユニークな名前

排水処理でユニークな名前のものがあって、その排水処理を新興国の村が導入を考えているというような新聞記事を読みました。少し古い記事なので、その後どうなったとか、そのユニークな排水処理の製品がどうなったのかはわからないのですが、この製品は、汚泥が出ない特徴があるということなのです。排水処理と言えば、活性汚泥を使った方法だと思うのですが、このユニークな名前の排水処理を使えば、汚泥を回収するコストを削減できるということになるわけなのです。さらに、メンテナンスもいらないということなので、至れり尽くせりではないのでしょうか。
このような特徴があるので、大都市ではなく、人口が少ないところに使うのが良いようで、それで新興国の農村をターゲットにしたという内容でした。この記事を読んでいて驚いたのは、すでに日本でもこの方法を使っている自治体がいて、なんと20年以上前から使っているというのです。ということは、今も使っているということになりそうですよね。しかし、やっぱりこれも微生物の力を使っているということなので、またまた本当に微生物サマサマということになるのです。初期投資がかからないうえに、処理するときに汚泥を回収するコストが必要ないのです。

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