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2017.01.06

起業することは簡単、経営はそうはいきません

長年勤めた上場企業を早期退職して、小さな会社を起業しました。
起業は簡単にできます。
極めて解り易くシンプルにポイントをご説明します。

1.資本金は0円でもできるので、お金が無いとできない事はありません。
資本金が無くても法人は設立可能です。
ですが、結局事業を始めるのですから、必ず資金が必要です。
設立の条件に資本金の額が無いだけで、0円で起業することに意味がありません。
お伝えしたい事は、起業するのに資本金額の基準が無いという事だけです。
ですから、資本金がいくらでも起業は可能です。

2.
定款を作る。
起業するには、先ず会社の定款を作らなければなりません。
定款とは、簡単に言うと、会社の中身を記した書類です。
何をする会社なのか、どこにあるのか、役員は誰なのか、などの基本が書かれた書類です。
これを公証役場に持参し、認証してもらいます。
定款の書式は、今はWEBで検索すれば無料でダウンロードできますから、
自社に合わせて文言を変えれば簡単に出来上がります。

3.法人登記をする。
所轄の法務局に、公証役場で認証を受けた定款と登記申請書を提出し、法人としての登記をします。
所定の日数で、登記が完了します。
登記が完了すれば、会社の設立は完了です。
晴れて会社が出来上がります。
後は事業を開始するだけです。

この様に法人を設立することは、一定の手数料が必要ですが、極めて簡単にできてしまいます。
問題は設立した法人を、実際に稼働させて、収益をあげて行く事です。
従って、一番重要な事は、事業計画です。
事業計画がしっかりしていないと、いざ会社を設立しても、経営はうまく運びません。
会社の設立はいわば手続き。
誰だも簡単にできます。

しかし、実際の経営はそう簡単ではありません。
会社の設立と経営というのは別の課題と認識頂くと良いと言えます。

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