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2016.03.07

大相撲春場所の番付発表!注目は琴バウアーではなくて居反り?

3月13日から始まる大相撲春場所の番付が発表されました。
世間的な注目は初場所で優勝した琴奨菊の綱取りということになるのでしょう。

それはそれで気になるのですが、自分が最も注目したい力士は幕下2枚目も宇良君です。
名前だけは聞いたことがある方も多いと思います。
宇良君の名前が世間に知れ渡ったのは「マツコ&有吉の怒り新党」の新・3大○○のコーナーで「宇良和輝の漫画みたいな取組み」として紹介されたからです。

実は自分も、このコーナーを観てすっかりファンになってしまったのです。
アクロバティックな技は過去に「技のデパート」と言われた舞の海以上です。
しかも、映像では大きな外人力士に技をかけて勝利していました。
日本人力士の低迷が続くなか、こんな力士がいたらすごい人気になるだろうし、上位でこんな相撲を見せてくれたら盛り上がるなと思いました。
そう思った人は少なくないと思います。

ただ、当時大学4年だった宇良君は大相撲入りの予定はないと言っていたので、残念だなあと思っていたのです。
宇良君がプロ入りを表明した時はとても嬉しかったですし、マスコミにも取り上げられました。
そして、1年、関取と言われる十両まであと一歩のところまできたのです。
宇良君の師匠・木瀬親方は「一発で十両入りを決めさせる」と言っています。
もちろん、早く上がってきてくれたらうれしいのですが、心配なこともあるのです。
一気に上がってもすぐ落ちてしまうのであれば意味がないのです。
上がったからには定着しなければいけません。

また、幕下までは一場所に7日間取組みをしますが、十両になると15日間取らないといけません。
体力的にも心配ですし、大きな力士と相撲を取ってけがをしやしないかと不安です。
宇良君の取組みはトリッキーなので、今は相手が迷ってしまっている感があります。
宇良君の手の内に慣れてしまえば、身体も大きくないので勝てなくなってしまうのではないか?
宇良君の実力というのは十両に通用するのかとか、とにかく母親のように心配なのです。
まず、今場所勝ち越しをすることが大事だと思うのです。
勝ち越ししなければ前に進めません。まずは4つ勝てるよう、応援するだけです。
けがだけは気をつけて、今場所もよい相撲をとってほしいと思っています。

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